キャラクター図鑑

【サンエックスは別会社!】すみっコぐらしはサンリオじゃなかった!

「すみっコぐらし」や「たれパンダ」、どちらもサンリオのキャラクターのように感じるかもしれませんが、実はサンエックスのキャラクターです。

また、サンリオとサンエックスは名前の響きが似ているため、関連会社かと思いがちですが、実はまったく関連のない別の会社です。

この記事では、サンリオとサンエックスの違いや、それぞれの会社がどのようなキャラクターを生み出してきたのか、またライバルとしてどのように成長してきたのかを解説していきます。

サンリオとサンエックス、1973年に現在の名前に社名変更

サンリオとサンエックス、「どちらが元祖でどちらが後発なの?」と疑問に思うかもしれませんが、実はそういう関係ではありません。

両社ともに長い歴史を持ち、奇しくも両者ともに現在の会社名になったのは1973年のことです。

それ以来、両社は50年以上もキャラクターの制作や版権管理を行い、よきライバルといった関係にあります。

株式会社サンリオの沿革と成長

ハローキティー50周年ビジュアル
ハローキティーは2024年に50周年を迎える

サンリオは、山梨県の特産物である絹製品を販売する「山梨シルクセンター」として1960年に設立されました。

絹製品では成績があがりませんでしたが、その後雑貨の販売で利益を上げることに成功し、特に初期には花柄の草履などがヒットしました。

1950年代半ばからキャラクターグッズの取り扱いを始め、やなせたかしや水森亜土などの有名イラストレーターや漫画家にキャラクターデザインを依頼し、商品化していきます。

そして、1973年に「株式会社サンリオ」へと社名を変更し、多くのヒットキャラクターを生み出してきました。

1990年には、東京都多摩市に大型テーマパーク「サンリオピューロランド」をオープンし、その後も日本各地でさまざまな関連施設を展開しています。

なんとハローキティーは誕生50周年

ハローキティ-50周年のキービジュアル
ハローキティ-50周年のキービジュアル

「ハローキティ」が、2024年に50周年を迎えます。そこで、2023年11月1日から2024年12月31日までの間を「50周年アニバーサリーイヤー」と位置づけ、"Friend the Future. 未来と友だちになろう。"をキャッチフレーズとして、さまざまな企画を展開。サンリオピューロランドやハーモニーランドでも、このアニバーサリーを祝うイベントが予定されています。

サンエックス株式会社の沿革と発展

サンエックスは、1932年に文房具の卸業者として創業し、1973年には、現在の「サンエックス」に社名を変更しました。

当初は自社開発のキャラクターを使用した文房具や雑貨を販売していましたが、1998年の「たれパンダ」が大ヒットしたことをきっかけに、キャラクターライセンス事業を積極的に展開し始めます。

現在では、すみっコぐらしをはじめとする大ヒットキャラクターを生み出し、サンリオと肩を並べる存在となっています。

すみっコぐらしは映画に根強い人気あり

すみっコぐらしは映画のシリーズに定評があり、子どもだけでなく「大人も泣ける!!」と評価されています。

2023年11月3日に公開される劇場アニメ『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』は「すみっコぐらし」シリーズの第3弾で、前2作は共に100万人の観客を動員し、大ヒットを記録しています。

あらすじ

古い工場で「くま工場長」の誘いに応じておもちゃ作りを開始したすみっコたち。彼らは得意技を活かして日々おもちゃを製造している。しかし、出荷されたおもちゃが動き出すなど、この工場には不思議な秘密が隠されているようだ……。

サンリオとサンエックスの有名キャラクターをおさらい

サンリオの「ハローキティ」は1970年代に、サンエックスの「たれパンダ」は1990年代に大ヒットしました。

このため、サンリオのほうが歴史がある会社……のように思えますが、実際には両社ともに長い歴史の中で多くのキャラクターを生み出し続けています。ここでは、その主要なキャラクターをいくつか紹介していきます。

サンリオの代表キャラクター

サンリオの代表的なキャラクターには、ハローキティ、マイメロディ、リトルツインスターズ、シナモロールなどがあります。

サンエックスの代表キャラクター

サンエックスの主要なキャラクターとしては、たれパンダ、リラックマ、すみっコぐらし、チキップダンサーズなどが挙げられます。

サンリオとサンエックスの比較表

項目 サンリオ サンエックス
商号 株式会社サンリオ(Sanrio Company, Ltd.) サンエックス株式会社(San-x.co,ltd)
設立 1960年8月10日 1932年(昭和7年)4月
資本金 10,000百万円(2022年3月31日現在) 7500万円
売上高(連結) 52,763百万円(2022年3月期) -
決算日 3月31日(年1回) -
従業員数 621名(嘱託・アルバイト等を除く 2022年3月31日現在) 200名
事業内容
  • ソーシャル・コミュニケーション・ギフト商品の企画・販売
  • グリーティングカードの企画・販売
  • 出版物の企画・販売
  • レストランの運営
  • 映画の製作・配給・興行
  • ビデオソフトの製作・販売
  • ライブエンターテイメントの企画・公演
  • 著作権の許諾
  • テーマパーク事業
  • オリジナルキャラクターデザインによる各種コンテンツビジネスの展開
  • キャラクター製作/オリジナルプロダクト製造販売/ライセンス事業/映像プロデュース
名誉会長 辻 信太郎 -
役員 -
  • 代表取締役会長 千田 昌男
  • 代表取締役社長 千田 洋史 (ライセンス事業部 担当)
  • 常務取締役 川合 信一 (物流センター 担当)
  • 常務取締役 平川 敦士 (デザイン室 担当)
  • 常務取締役 佐久間 収 (商品企画部 兼 商品制作部 担当)
  • 取締役 安藤 昌則 (海外事業部 兼 OEM事業部 部長)
  • 取締役 鈴木 正人 (プロモーション事業部 部長)
  • 取締役 千田 浩二 (経理部 兼 総務部 兼 情報システム室 部長)
  • 取締役 小野寺 力 (営業本部長)
事業所 〒101-0046
東京都千代田区神田多町2-4
【アクセス】JR 神田駅、銀座線神田駅、丸ノ内線淡路町駅
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まとめ

サンリオとサンエックスは、日本のキャラクターブームを牽引してきた2つのメジャーな企業です。

両社ともに世界中で愛されるキャラクターを生み出してきましたし、関連事業も活発に展開しています。

この記事で解説したように、すみっコぐらしは確かにサンリオではなく、サンエックスのキャラクターです。

しかし、どちらの会社も素晴らしいキャラクターを生み出し続けています。

これらのキャラクターは、日本だけでなく世界中で愛されており、日本のサブカルチャーを代表する存在となっています。

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